2013年4月9日火曜日

はじめてポン

DVD「NEW TV版 ドラえもん No.1」より「思い出せ!あの日の感動」の話になります。

この話、原作は「てんとう虫コミックス 第29巻」または「藤子不二雄大全集 ドラえもん 第10巻」の「思い出せあの日の感動」にあたります。

ドラえもんが寝坊しているのび太を起こすところからストーリがはじまります。

目が覚めて「また遅刻だ! またしかられる! また立たされるー!」と慌てふためくのび太。

「毎朝、毎朝、こりもせず、同じことばっかり。ホントつくづく嫌になるよ」とドラえもんがあきれます。

のび太「あー、ホントつくづくいやになった。なにもかもがすべていやになった」

ドラえもん「何もそこまで…」

ドラえもんがのび太の気分を変えるために「しずかちゃんのところでも行こうか」と言いますが、のび太はそれすらやる気なし。

のび太「行ってもどうってことないよ」

ドラえもん「きっと楽しいよ」

と、こんな会話の中から、

何もかもつまんないんだよなぁ。毎日同じことの繰り返し。飽きた。むなしい。すべてが虚しい。平凡、マンネリ、ワンパターン…

と、このマンガを全否定するようなセリフがのび太から飛び出します。

そこで、「はじめてポン」の登場。原作では「ハジメテン」という飲み薬ですが、アニメでは「はじめてポン」というハンコ型の道具に変わってます。効果は同じで、「何に対してでも初めてのような感動を味わうことができる道具」になります。

そして、のび太を無理やりしずかちゃんのところに連れていくドラえもん。

のび太はしずかちゃんに会って、

しずか「いらっしゃい」

のび太「わぁー、うぅぅ、君はしずかちゃん?」

しずか「そうよ。それが何か?」

そして、のび太の心の声

『なんてかわいいんだ。今までも好きだったけど、しずかちゃんがこれほど魅力的だったとは!』

実際に声に出ているのは

「うわぁ~」

の一言のみ。相当デレデレした顔でその間しずかちゃんを見つめています。が、しずかちゃんから出てきたセリフが、

どうしたの? まるではじめて会ったみたいに

しずかちゃん、自分を初めて見る人はそのくらいデレデレした顔になって当たり前と言わんばかりです。のび太も負けずにたたみかけます。

おおー!
うっとりするようなその声
信じられない
こんなにステキな
ガールフレンドがいたなんて!

こんな風に褒めちぎられてもしずかちゃんはクールです。

オーバーね(笑)

の一言で済ませてしまいました。しずかちゃん、さすがに相当褒められなれてます。このくらいじゃ落ちません。

その後は、しずかちゃんのうちで色々なことに感動しまくって「のび太さんがうらやましいわ。小さい子どもみたいに、なんにでも興味を持って夢中になれるなんて」なんて言われたり(このセリフって聞きようによっては相手をバカにしてません?)、ジャイアンとスネオに会って「そのつぶらな瞳、たくましい体! シャープな口先、斬新なヘアスタイル! なんてステキな友だちなんだ!」と褒めちぎったり(斬新なって…)しながらオチへと続くわけですが、

やっぱりしずかちゃんの褒められ慣れしている様子がこの話の見どころだと思います。

2013年4月4日木曜日

気分コロンクイック、気分コロンスロー

DVD「NEW TV版 ドラえもん No.1」「TV版 NEW ドラえもん 春のおはなし 2005」より「のろのろ、じたばた」の話になります。

この話、原作は「てんとう虫コミックス 第5巻」または「藤子不二雄大全集 ドラえもん 第1巻」の「のろのろ、じたばた」にあたります。

原作では、登場する道具が錠剤の飲み薬「クイック」と「スロー」なのですが、アニメ版(第2作第2期、わさびドラ)ではこれがなぜか「気分コロンクイック」「気分コロンスロー」とスプレー状のコロンになっています。

その原作では、パパがビンに入った錠剤を見て、「ほう、うまそうなドロップだ」と言って食べてしまうというオチになるのですが、このセリフに無理があるから変えたのかな?
うまそうじゃないですもん、どう見ても薬です。

さて、ここで道具をコロンに変えたためにオチのパパのセリフは「香水の試供品か何かか?」となり、原作よりは無理がない感じになりますが、そのせいで、今度はのび太に無理がかかっています。

ドラえもんがこの道具を出した時点でのび太が「ほんとに効くの?」と疑うわけですが、そのときののび太のセリフ、、

「コロンは嫌いなんだ。ほんとに効くの?」

のび太くん、小学生にしてコロンについて好きとか嫌いとか、そういう感情を持っているところがすごいです。

普段、おしゃれとはあまり縁のなさそうなのび太くんのセリフとは思えないんですけど、どうなんですかね…?

2013年4月2日火曜日

モンスターボール

DVD「NEW TV版 ドラえもん No.1」より「タイムマシンがなくなった」の話題になります。

モンスターボール、さまざまな種類のモンスターの幻を投影する道具のようです。

居間でゲームやら、お菓子の包み紙やらを出しっぱなしにしてあるのを見つけたママは2階にいるのび太を呼びつけます。

「のび太!」
「なーにー?」
「ちょっと来なさい!」

そこにのび太が階段を下りてくる気配があり、ママは振り向きながら、

「なんべん言えば分かるの? 出したものはちゃんと… きゃー!」

のび太かと思ったら、そこにいたのは狼男。のび太がモンスターボールで出した幻です。

2階に戻ってモンスターボールで遊ぶのび太。そこにママが階段を上がってきます。のび太はタイムマシンに隠れてママを逃れます。

その後、ドラえもんが帰ってきたところに、のび太が報告。

「おもしろかったんだよー。きみに借りたモンスターボールでママをね…」

そしてドラえもんのこの言葉。

「だめだよ。道具をいたずらに使っちゃ~」

って、ドラえもん、無理です無理。どういう経緯でのび太にモンスターボールを貸したのか分かりませんが、モンスターの幻を投影する道具ですよ?

いたずら以外に使い道が思い浮かびません!

その後、このモンスターボールとブレーキを掛け忘れたタイムマシンが勝手に過去の世界に行ってしまい、一騒動起こすわけですが、そんなことよりも、モンスターボールの「いたずら以外の使い道」が気になってしかたがありません。。